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WDSF と WDC の対立
2015年05月19日 作成
2017年08月17日 更新
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WDSFWDC の対立

世界のダンス界は2つに分裂

詳しくは → こちら
WDSFは ダンススポーツ連盟 つまり スポーツ の団体です。 オリンピックの競技として申請しているなど、身体能力を問われるのがWDSF。
一方の WDC (ダンス議会) は伝統的なイギリスの踊りを重んじています。 姿勢やフィガーの綺麗さ、などが重んじられて、優雅な踊りが良い、とされます。
この2つの団体は目的が違うため 仲が良くない 。 WDSFが進めるダンスはスポーツですから選手の身体能力 (運動能力) を競います。 WDSFはダンス教室で教える踊りではなく、 選手の育成 を科学的に推進しようとしています。 このため、 ダンス教室ではなく、体育館などで団体レッスン (トレーニング) が主となり 選手の育成 が目的となります。 スポーツとしての踊りは、優雅さよりも身体能力を競うため、技術的には覚えるのが簡単です。 このため、伝統的な踊りを教えてきたダンス教室の生徒は減る傾向にあり、 伝統的 なWDCの先生たちの生活を脅かしている。 このため、WDCはWDSFをいやがっている (軽蔑している?) ように思います。

ダンス の スポーツ化は時代の流れ (フィギュアスケートと似ている?)

WDSFが進めている スポーツ化 は時代の流れです。 WDSFは、伝統的な種目の他に ロックンロールや、アクロバット さらにサルサなど、 幅広いダンス を扱いますが、一方のWDCは伝統的な 10種目 だけで争います。 WDCは 『 スポーツダンスには優雅さが無い 』 と言います。 WDSFの試合とWDCの試合では評価基準や審査方法などが異なるようです。 下位級の試合は大きな違いを感じませんが、トップ選手の踊りはかなり違います。 若い競技選手達は新しい踊り方 (スポーツ化) に対応しつつありますが、 トップクラスの選手達は、それぞれの踊り方で踊るため違いが明らかになるようです。

先生 vs 指導者
 (WDC)    (WDSF)
 
WDSFは指導者の育成が課題
従来、ダンスを教える人はダンス教室の先生たち、でした。 先生たちは伝統あるイギリス風の踊りを習ってきました。 近年のスポーツ化に伴い、優雅な踊りよりも スポーツとしての踊りに変化しつつあり、教え方や習い方が変わりつつあります。 スポーツの 指導者 (コーチ) は従来のダンス教室の先生とは異なります。 スポーツとしてのダンスは、従来の 『 先生と生徒 』 とは異なり 『 指導者と選手 』 という関係での指導者が必要です。 WDCは元々プロの団体なので人材 (先生) は豊富ですが、WDSFはまだ指導者が少ないのが現状です。 このためWDSFは指導者の育成が課題となっています。

国内事情
日本国内にはアマチュアの団体 (JDSF) と、 財団、JP、JDC、JCFなどプロの団体 (先生達の団体) があります。 JDSFはWDSFの下部組織。 プロの団体はWDCに所属する組織ですが、 WDCWDSF が対立しているため、国内の団体も 国際的な対立の影響を受けているようです。 日本では、どの試合に出ても良い、と言う考え方が多くみられますが、 上位組織からは、意向に従わない場合は除名する、などと脅されることもあり、 団体の事務局や理事達は、常に国際的な対立、に翻弄されているように見受けられます。

選手は、自由に、どの試合に出ても良いと言う日本の考え方は健全だと思います。 それぞれの組織が対立せず、み〜んな仲良くやってもらいたい、と思います。

昨年、JDSFにPD (プレミアムディビジョン) が誕生しました。 アマチュアの団体の中にプロの団体が誕生したわけです。 PDの構成メンバーは財団 (JBDF) から分裂した若手のプロたちです。 JDSFはオリンピック委員会の1団体です。 これからの選手育成に貢献してもらいたい、と思います。

外部リンク → どうして世界のダンス団体は対立したの?
統一級 NDCJ (Yokoyoko DIARY)
プロの今後 (ダンス徒然草〜ずれずれなるままに〜)
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