姪と二人でインカ帝国が築いた謎の空中都市『マチュピチュ』を訪問する事にしました。
昨年スイスへ行ったとき、添乗員(全日空の林さん)にお薦めの場所は?とたずねたら『南米が良いですよ』と言うので、
南米を訪れることにしたわけです。
姪に声をかけると えらく乗り気 です。
理由は 『天空の城ラピュタ』 のモデル都市と言う事を知っていたそうで、以前から行きたかったそうです。
私は、しりませんでした。
行ってみてビックリ、なるほど 『天空の城ラピュタ』 そのものだったからです。(詳しくは別途)
南米に住むインディオは 人類最後の種族 です。
我々人類がアフリカで発生し、中東を経由してアジアへ広がり、さらにアラスカでエスキモーとなります。
400万年前はアラスカとシベリアは陸続きだったそうです。
その後、アメリカ大陸を南下してアメリカインディアンとなり、さらに南下して南米でインディオなったわけです。
400万年の歳月を掛けて人類が地球全体へ広がって行った。
そして、その最後の地がインディオの住む南米大陸なのです。
彼らは古代人類としては最も進化を遂げながらも、鉄を知らず、車輪がない、と言う独特の文明を持ち、南米に強大なインカ帝国を築いていたそうです。その帝国の首都は標高3200mのクスコと言う盆地にあり、石で築き上げた都市だったようです。しかし、インディオには文字がなかったため、記録は全く残っていません。今では当時の様子を知ることが出来ず、全てが謎に包まれています。
謎で強大なインカ帝国は、ある日、金を求めて訪れた、たった200人のスペイン人にあっけなく滅ぼされてしまったそうです。スペイン人はインディオをだまして内乱を起こさせ、内輪もめを利用して、いとも簡単にインカの財宝を手に入れる事ができたようです。
インカ帝国では、戦っても敵を殺すと言うことはしなかったそうです。負けると言う事は『相手に服従する』と言う意味だけであり、勝った方は負けた者がこれから自分に服従してくれるという事をよろこび、負けた者におみやげを持たせて、地元へ帰らせると言う、なんとも人間的な生活を営んでいたそうです。太陽の神、山の神、川の神、土の神(ヘビ)、そして知恵の神(フクロウ)など様々な神々を信仰しており、農耕民族特有の豊かな人間性がうかがわれます。
一方、スペイン人は狩猟民族ですから、戦いは『相手を殺すか自分が殺される』と言う戦いです。平気でインカの戦士達を殺したと言われます。
強大なインカ帝国があっさりなくなってしまった理由は様々な説があります。信仰心の厚いインディオ達は、スペイン人を『太陽の神』と錯覚してしまったとも言われています。インカ帝国の伝説に『お日様が出る海の向こうから太陽の神が来て、インカ帝国を支配する』と伝えられており、スペイン人達を太陽の神と錯覚して、スペイン人の言うことを素直に聞いてしまった。と言う説や、謎の病気を持ち込まれて多くのインディオが死んだ、はたまた、内乱を起こされた、など様々です。
いずれにしても、インカ帝国の人々は、スペイン人をひどく恐れたようです。スペイン人から逃れるために次第に山の奥へと移動して、ついに険しい山のてっぺんに、1万人もの人が生活する『謎の空中都市』を建設したと言われています。それがマチュピチュだと言うのです。しかし、マチュピチュを研究するにつれ、マチュピチュはまだ建設中の『神殿都市』であった事が分かってきており、従来の説はくつがえされる可能性が出てきています。また、最近の研究ではこの空中都市マチュピチュで生活していた人たちは、せいぜい1000〜1500人であろうと推測されています。どう考えても1万人は暮らせない、と言うのです。
地球の裏側ペルーの6000m級の山地に広がっていたと言われるインカ帝国の全貌が解明されるのは、
まだまだこれからの事なのでしょうね。
これから発掘されるであろう謎だらけの国へ『彼ら独特の文明を訪ねて』旅立つ事にしました。