はんどうたいは
さんぎょうのこめ
マイコン & パソコン
1999年11月28日 作成
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マイコンを売るために
はじめてマイコン ( マイクロコンピュータ ) を作ったときは、ぜ〜んぜん売れませんでした。 新しいものなので、だれも使い方をしらない。 だから買ってくれないのです。
そこで、使い方をしってもらうために 『 トレーニング・キット 』 と言う物を作りました。

1973年ころのコンピュータはとても高くて1台3億円もしました。 だから、コンピュータを買える人は少なかったのです。 でも、マイコンはとても安くて 1000円くらいでした。 これなら誰でも買えるよね? コンピュータはとても便利。 色々な人にマイコンを使ってもらいたい。 それで、コンピュータの勉強をするキットを作りました。

この 『 トレーニング・キット 』 ( TK-80 ) は、たくさん売れました。 大きなコンピュータは3億円なのにトレーニング・キットは3万円。 勉強用として作ったんだけど、ちゃんとコンピュータとして使えちゃう。 なので、勉強したら、そのまま、ふつうにコンピュータとして使っちゃう。 だからたくさん売れたんだね〜。 みんな、よく勉強しているのかな〜と思ったら、ちがったんだね。

しゅうり
修理と相談の場所を作りました

たくさん売れたら、こわれてしまう物もたくさんでました。 だって、もともと勉強のために作ったのに、じっさいに機械に入れて使っちゃうんだもん。

勉強している時は、自分の机の上などで使っているので気温は20℃ていどです。

でも、じっさいに使うようになったら、人がいないところでも動かす。 工場のなかや、人が帰ったあとの工場のせいぎょなどに使われました。 こうなると、人が帰ったあと、暖房が切れて気温がさがったり、 夏はれいぼうが切れて温度があたったりします。

そうちは、ちゃんと箱に入っていますよね? そうちの箱の中は、温度があがります。 だから、勉強のための使い方とは、ぜんぜんちがうんです。

こわれた物を修理する場所が必要になりました。 また、もともとトレーニング・キットなので、色々な事を聞きに来る人がたくさんいます。 そう言う人たちとお話をする場所をJRの『秋葉原』と言う駅の前に作りました。 そして、ここを『ビットイン』と言う名前にしました。

      たんじょう
パソコンの誕生

『 トレーニング・キット 』 が、あまりにもたくさん売れるので、 これを箱に入れてパソコンと言う名前にしました。 『 PC-8001 』 と言う名前です。

さいしょの 『 PC 』 は 『 パソコン 』 ( パーソナル・コンピュータ ) の頭文字をとりました。 あんいな名前のつけ方でしょ? PC-8001も、たくさん売れました。

私たち、半導体をやっている人がパソコンを売ったので、とてもいそがしくなりました。 ですからソフト(ソフトウエア)を作っている時間がなかったのです。 そこでプログラムは他の会社に作ってもらったものを使いました。 いま、世の中で広く知られている 『 マイクロソフト 』 と言う会社が作った 『 MS-DOS 』 や 『 BASIC 』、 ジャストという会社が作った 『 一太郎 』 などを使いました。 また、プリンターはスター精密、フロッピーディスクは松下通信工業など、 色々な会社の製品を使ってパソコンが使えるようにしました。

はじめは、パソコンを作ろうと思ったのではなく、 マイコンの勉強をしてもらおうと思ったのに、 けっかとして、みなさんは、コンピュータとして使うようになったんですね。


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