好きな物
パソコン
モデム
2015年11月24日 作成
2021年02月05日 更新
モデム (2015年11月24日)

コンピュータの発達に伴い、電話回線を使ってデータのやり取りが始まりました。 人間の口と耳の代わりに、スピーカーとマイクを使って電話の受話器を通して情報をやり取りします。 それが 音響カプラ です。

音で電話機と接続するので周囲の雑音で誤動作します。 特に拍手は、いけない。 通信の途中で拍手の音が入ると、ほぼ確実にデーターが崩れます。 通信が始まると咳も出来ない。

通信速度は300ボー。 電話回線は300Hz〜2400Hzの音が通るように設計されています。 最も感度のよい1200Hzをキャリア周波数とします。 これに情報を載せると、毎秒300ビット(30文字) の情報を載せる事が出来ます。

やがて、 電話線に電気的に接続 する装置が出来ました。 それがモデムです。 通信中 『 し〜っ! 』 ということもなくなり、気楽に通信が出来るようになりました。 また、最も悩ましい問題であった、雑音に対しても、自動的にエラーを訂正するプロトコルの登場で、 電気的な雑音も気にしなくても良くなったのは嬉しいこと、でした。

モデムは高価な機械でした。 2400ボーまでは良いのですが、4800、9600などの高速モデムは100万円以上しました。 アナログではこの程度が限界でしたが、波形をデジタル処理する DSP (digital signal processer) の登場で、精密に波形を処理出来るようになり、 ついに理論上、最も高速なモデムといわれる 56Kbps のモデムが登場。 価格も10万円以下になりました。

しかし、情報量の飛躍的な増加は、さらに高速の通信が必要となりISDN、そしてADSLが登場して メガビット、メガバイト級の通信の時代になり、さらには光の時代へと進みつつあります。

紙テープ  ミニコン