ナスカの地上絵

2000年04月01日

2000年4月01日
イカ空港からナスカの地上絵へ
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『イカ』で飛行機を乗り換えて地上絵を見に出かけます。 401-033.jpg パイロットの後ろの席に座りました。
なにやらチェックリストでチェックをしていたパイロットが、点検を終えると、床へチェックリストをポンと投げ出して、すぐに滑走路へ。
そして、ふわっと飛び立ちました。
飛行機は、リマから来たときとほぼ同じ大きさで8人ほど乗れます。
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空港周辺は畑がありますが、、
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空港を飛び立ってすぐに町外れ
ここからはず〜っと砂漠です。
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砂漠と言っても、平らな所もあれば、
このように山が点在しているところも
あります。
アンデス山脈と太平洋の間のわずかな
土地、それが不毛の大地『ナスカ』で
す。

ナスカ到着
空港を飛び立ってから15分ほど飛んだでしょうか、谷の向こうに平らな大地が見えてきました。
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飛行機がドンドン高度を下げて地上200〜300mになると、
副操縦士が『サル』『あれサル』と日本語で説明してくれます。
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朝日に浮き出た『サル』
1辺が100m?

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この犬の足付近を車が横切った?

401-040.jpg 飛行機は急旋回します。大地の向こうに谷が見えますか?
手前の大地に、絵が描いてあります。
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『ハチ鳥』の上でも旋回してくれます。急旋回すると、飛行機の墜落警報装置が『ビーッ』と警報を発します。墜落させないでね〜。これだけ急旋回をくり返すと乗っている人も酔う人が多いようです
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再び『ハチ鳥』の上で急旋回して
ドンドン降りて行きます。
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『ハチ鳥』(緑の□の部分)に向けて
さらに降りて行きます。
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だいぶん近づいて来ましたねぇ。
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『ハチ鳥』です。
この絵の一部も車のタイヤの痕でしょうか?
傷があります。このようにして貴重なナスカ
の地上絵もドンドン風化してゆくのでしょう

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右上の黒い影は乗って
いる飛行機の影です。

これら、物の形の他に、直線や、三角形などの幾何学模様も描かれています。

『宇宙人』の絵は山に書かれており、肉眼ではなんとか見えましたが、朝日の影となってしまって写真写りが悪く、ここではご紹介出来ません。もう少しお日様が高くなると、宇宙人がよく見えるようです。逆に他のほとんどの絵はお日様の位置が低い今の時間が最適の様です。天気も良く、どの地上絵も綺麗に見えました。

これが宇宙人の絵です。
実物は山の斜面に描かれ
た30mほどの絵らしい

この石は『イカ空港』の
売店から買ってきました
1個1ドルです。でも、
周辺では3個で1ドルが
相場?絵は書いただけで
はなく彫ってあります。

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台地に書いた物は長い年月を経た今でも見られますが、1500年もの間には砂に埋もれてしまった絵も有るんでしょうねぇ。きっと他にも、たくさんの絵が書かれたんじゃないでしょうか?

地上絵の破壊は自然に起こるものだけではありません。

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この写真右寄り上下にまっすぐのびている道
これは『パンアメリカンハイウエイ』です。

地上絵の中を横切っていますね?この道路を
建設した当時は、こんな貴重な文化財がある
と気がつかずに建設してしまったそうです。

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これは『クモ』、ちゃんと足が8本描いてありますねぇ。

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道路の脇に建てられた、地上絵を鑑賞する
ための小屋。ある研究者が建て、みんなに
大切な文化財を守ろうと呼びかけているそ
うです。(高さ15m?そんなに高いかな?)

地上絵は何で書いてあるの?
石をどけた部分が溝のようになっているそうです。太陽に照らされた不毛の大地。その表面には石ころがころがっています。数千年の間、お日様の光に照らされて黒っぽくなっているのだそうです。その石をどけると白い砂が現れます。これが地上絵です。
なぜ絵を描いたの?
雨が少ないこの地方は、雨乞いの占いを天の川でやっていた。天の川に住む動物たちがハッキリ見える年はエルニーニョ現象が無くて、そこそこの雨が降る。天の川がかすんでいる年はエルニーニョ現象が現れて干ばつが続く。地上の水が空にあがり『天の川』となり、そしてそれが雨となって降ってくると信じられていた。天の川に住む動物たちと同じように大きな動物の絵を描いて空の神様に見せることで平年通り雨が降るように祈っていた。一筆書きで書かれた絵は、お祭りのための通路だった。
1500年ほど前、山からナスカの大地まで地下の水脈を利用した灌漑用水の工事をした。これで雨に頼っていた不毛の大地に常に水が供給出来るようになり、地上絵の上で行っていた雨乞いのお祭りは忘れ去られた。そして地上絵、そのものも神聖な物ではなくなり人々から忘れ去られていた。
地上絵の発見
人類が飛行機を作って空を飛べるようになってから、この地上絵が発見された。地上絵が発見されてから、この絵の研究がはじまったが、すでに誰もこの絵のことを知るものがいなくなっていた。
(2003年9月NHK−BS2より)
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再び急旋回で〜す。

これで地上絵の鑑賞は終わり。

『イカ空港』へ帰ります。

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手前の台地(地上絵の台地)から、この広い谷
(かなり豊かに見えます)を越えると、しばら
くの間は向こうに見える山地の上を飛びます

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山地には、まっすぐのびる断層の痕があります。
活断層なんでしょうね。地震も起きるようです。

401-056.jpg 山肌には水平に延びる縞模様が見えます。
昔、ここは海底だった事がわかります。

そう言えばマチュピチュでは化石を売って
いました。アンデスの山々の、方々から海
の化石がでるそうです。

まるでヒマラヤやグランドキャニオンみた
いですね。

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これらの模様は地表に描かれた自然の模様です。
左は、山に降った雨が砂漠を流れた痕でしょう。
右は、光の加減で出来た模様はなく砂の色です。
401-059.jpg このような不思議な風景を見ながら
しばらく飛行すると、まもなくイカ
空港に到着です。
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畑の中のイカの空港へ戻ってきました。

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上の写真、空港らしく見えますぅ?
まるで畑の中に工事中の道路があるそんな感じでしょ?

滑走路脇の畑では家族でお昼を食べています。
なんとものどかで、良いですよね?

この後は、しばらくイカ近郊を散策してお昼です。そして、夕方3時の飛行機でリマへ戻りま〜す。引き続きイカ市内観光をお楽しみください。
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