寺子屋
勉強室
電波
1998年08月29日 作成
2018年08月22日 更新

●電流と磁石
 電流が流れると磁力が発生します。 この電磁石を利用したものがモーターです。 逆に磁力を動かすと電気が流れます。 モーターは電流を流すことで回転しますが 逆にモーターを回転すると電気が発生します。 これが発電所の発電器です。 風車

●電波
 電気があれば磁力が出来る、磁力があれば電気が出来る、という状態は空中でも起きます。 垂直方向に磁力が変化し、水平方向に電気 (電界と言います) が発生すると、図のようになり、 これが進んで行きます。 この様に電線がなくてもエネルギーだけが伝わって行きます。 これが電波です。

 波には長さ(波長と言います)があります。 波の長い物は電波と呼ばれますが、波長が短くなると光と呼ばれるようになります。 光は波長が0.5μ(1mmの2000分の1)程度の、とても短い電波です。

 電波の長さは電波の速度を、振動回数で割った値になります。 電波は 30万km/秒で進みますので1秒間に30万回の速さで振動する電波の波長は1kmになります。 さらに1000倍の速さ(1秒間に3億回)で振動させると、波長は1000分の1の1mになります。 振動の速さをどんどん速くして行くと波長はどんどん短くなり1mmの2000分の1程度になると目で見える様になり光と呼ばれます。 見え始めるとまず赤く見えます。電波が次第に短くなって行くと黄色、青と色が変わって行き紫になる辺りから見えなくなって行きます。

 感が良い方は既にお気づきかと思いますが赤より少し長いところは赤の外、つまり赤外線と呼ばれます。 また紫より短いと紫の外、つまり紫外線と呼ばれます。 ともに目に見える範囲の外という事です。

電波の長さ 周波数 呼び方 特徴・用途
1km以上 400kHz以下 長波
Long Wave
船舶通信
100〜300m500〜1MHz 中波
Middle Wave
AMラジオ
 1〜3MHz 特殊
10〜100m3〜30MHz短波
Short Wave
テレックスなどの国際通信
短波ラジオ
1〜10m 30〜76MHz超短波
VHF
Very High Frequency
特殊通信
76〜90MHz FM放送
90〜110MHz テレビ1〜3ch
110〜170MHz 移動体通信(警察、消防ほか)
エアロ通信(航空機)
170〜220MHz テレビ4〜12ch
0.1〜1m300MHz〜3GHz 極超短波
Ultra High frequency
携帯電話
高速道路自動料金計算
UHFテレビ,電子レンジ
1〜10cm3〜30GHzマイクロ波電話中継
衛星放送
1〜10mm30GHz〜ミリ波 各種無線中継,気象レーダー
0.5μm〜  赤外線 熱線
0.5μm前後 可視光線 赤〜紫
〜0.4μm  紫外線物質分解(化学反応)
    X線物質透過
量子領域   電子線 
ここで言う電波の長さと呼び方の数値は概要を示しています。
正確に記述した物ではありません。
周波数とは,1秒間に振動する回数です。

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