寺子屋 勉強室 |
中国 |
2002年08月18日作成 2002年08月18日更新 |
- 組織より個人
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中国は共産主義で国が強い指導力を持っていると思いがちです。
しかし、ビジネスは国のやりかたとは別に民間のやり方がまかり通っている国でした。
- メンツの国
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欧米型の契約と言う物が通用しないためか、知り合いが大切です。
そして、一人一人のメンツを大切にしているように思います。
交渉も知り合いを通じて行います。
価格も交渉次第。
こういう国とつきあうにはお互いに『信頼できるかどうか』がとても大切だと思います。
どういう気持ちでおつき合いをするのか、それがビジネスを左右するのだろうと思います。
こういう状態は、担当者が変わるとビジネスが止まってしまう事を意味します。
これをさけるためには、一人の人とつきあうのではなく、
相手の企業の複数の人との信頼関係を樹立してビジネスの安定化を目指すことが大切だと思います。
- 個人の利益
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ワイロが存在します。
勿論、公に要求される事は少ないのですが、形を変えたワイロが存在するのです。
たとえば値引きをするのではなく、取引の際、本来の取引の他に
1割のプレゼントを別便で送る、とか、研修と称して日本への旅を設定するなど、個人に利益がある方法を要求されます。
本来の取引とは別に、無償サンプルを要求されるのはワイロ性が高いのですが、
研修と称して日本への旅をプレゼントするのは必要性が曖昧でワイロ性が低いと思われます。
人数も少人数の場合から10名を超える人数になる事もあります。
研修とは言え、ある程度の観光をかねて地方の工場を見学したい、
などの要求は、業務上必要な度合いを超えているように思います。
- 国の発展と教育
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中国は市場開放で急激に近代化が進んでいます。
人口が多いだけあって優秀な人も沢山います。
過去、国の政策で住むところが制限されたり教育の機会が与えられない時期がありましたが、
現在、これらは、かなり自由になってきています。
一人っ子政策によって子供の数が減った事で教育の機会が増え、知識を持つ人が急激に増えてきました。
現在、世界の工場と言われ労働による発展がのびていますが、10年もすると知識集約型のビジネスがのびてきて、
彼ら独自でビジネスを展開できるようになるのではないか、と思います。