日々の 出来事 |
辛坊治郎の講演会 |
2011年02月24日 作成 2011年02月25日 更新 |

- 辛坊治郎の講演会
(2011年02月24日 木曜日)
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大阪にある十三信用金庫が文化講演会を開催しました。
場所は大阪駅前のヒルトン5F。 (1000人くらい?)
講演者は 辛坊治郎
元・読売テレビの報道局解説委員長 だったそうです。
1時間半の講演中、息つく暇もない、と言うほど良くしゃべり、あっという間の1時間半でした。
お話は、とてもお上手。
落語よりはおもしろい、と思います。
テレビに長年出ており、現役のコメンテーターというだけあって、
話しの筋が良く出来ており、聴衆の気持ちを良く捉えた流れです。
内容は、主に政治、経済などを法律面から見たお話で、最後に今は情報革命の時代だ。
おそらく1000年後に、この2011年を振り返って
『昔 2011年はまさに革命の時だった』と言われるであろう。
皆さんは、そう言う時代の中を生きている、と自覚してください、と言う言葉で締めくくりました。
今回は、午後1時半開始ですが、30分前には広い会場の4分の一ほどが埋まっていました。
最初に十三信用金庫の副理事長の挨拶があり、続いて辛坊治郎さんが登場しました。なお、
講演会は撮影や録音などが禁止されています。テレビで言えないことを言う、と言う事で?
なので全てうろ覚えで書いていますのでこのページの事は他言なさらないようお願いします。
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大学時代は法律を学んだ。
人前でしゃるのが苦手だったので、読売テレビには法務関係の裏方をやるとして入局した。
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同期入社は5人。
入社後にアナウンスをやれと言われ、断ったが、
人事部長から、お前が一番男前だからやってくれ。
と言われて、そう言われちゃあしょうがないか、と引き受けた。
人前でしゃべるのではない。
カメラの前でしゃべるんだから大丈夫だと言われてテレビに出る事になった?
現在は、毎朝5時20分からの
『 すまたん 』
に出演。
すまた?と聞いてなんちゅう番組にでるん?
朝からすまただ?と思った。
5時の放送は4時には準備、今朝も2時半に起きて出勤。
番組の準備からはじまります。
起きてから12時間ほどになり、もうこの時間には疲れ切っておりますので
何を言うかわかりません。
毎週日曜日の午後1時半から
『たかじんのそこまで言って委員会』
に出演。
この番組は視聴者からのクレームがとても多い番組で、始まったトタンに受付の電話がなりひびく。
番組の内容について、ではなく、番組が始まったトタンに電話するのは辞めてください。
まず聞いて、内容がどうだ、と言うなら良いのですが。
ひとの話しを聞くと言う事は難しい。
しゃべる方がず〜っと楽です。
何も理解する必要はない。
頭にあることを口に出せば良いだけです。
アナウンスをやらされる、と言う事は発声練習をやります。
入社したら読売放送はお寺に間借りしていたので、屋上で毎日発生練習をしました。
なので、思った事が口に直結。
すらすらとしゃべれるようになりました。
しかし、聞くと言う事は難しい。
相手がしゃべったことを理解して脳にしまい込む。
皆さんが聞いている、と言う事はたいへんな事、です。
とても難しい事をしてくださっている。

聴衆は1000人以上?
この会場にイッパイの人、でした。
- 数字のまやかし メディアは、世論調査の結果を操作する。
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ある新聞は 『 民主党を支持する人60% 』、他の新聞は 『 民主党を支持する人48% 』 と言う見出しだ。
どちらも、数字にうそはない。
これは 質問によって 数字は変わる。支持するかしないかの 二者択一 だと前者の数値となる。
しかし、支持する、しない、どちらでもない、の
三択で質問 すると、どちらでもないが30%居るため、
支持する人と支持しない人の合計は70%になる。
数値をあげたいのか、下げたいのか、メディアは自分の都合がいいように数字を操作している。
- 赤福 vs 吉兆 危機管理の問題
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同じような食品の偽装問題を起こした会社だが、結果は全く違う。
吉兆はつぶれたが、赤福は大きく成長した。
なぜか?
それは、吉兆は従業員が勝手にやった、と言い、赤福は社長が謝罪したからだ。
吉兆は社長が謝らず息子に会見を開かせて、現場がやったこと。
会社としてはそのような事はしない、と言って従業員を敵にしてしまった。
このため従業員が反発。
次々に問題が暴かれて、食べ残し問題になり、ついに閉店せざるを得なくなった。
庶民は高級料亭には行かない。
食べ残し問題が出たときも、お金持ちはそんなもん喰わされていたんか。
とむしろエコで良いやん、と言っていた。
あんな高級料亭、なにをやろうが庶民とは関係ない。
問題は、従業員に責任を押しつけて経営陣が逃げようとした。
それは庶民は許さない。
保健所や大阪府警も、庶民の声には動かざるを得ない。
結果として船場吉兆は閉店せざるを得なくなった。
一方、赤福は、最初から社長が謝罪した。
申し訳ない、とテレビの前で謝った。
これを見た庶民は、まぁ、ええ。
謝るなら許したる。
その後、営業を再開した時、伊勢の本店前には買い物客が列をなして、午前中で売り切れた。
じつは、並んでいたのが誰なのか、は報道されない。
どうせ再開初日だ、少しで様子を見ようと思った、と言う事も報道されない。
テレビを見た人は、そんなに売れているなら、と、
知らなかった人たちまで買うようになった。
赤福は日本中に知れ渡ったのだ。
なので、売り上げは大きく伸びた。
- 中国人 見かけは日本人と似ているが、考え方は全く違う。
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欧米では謝ったら最後、全ての責任は自分にある。と認めたことになる。
赤福のように謝ったら、あいつは悪い奴だ、となる。
中国人の気持ちは日本人とは違う。
ついつい、見かけが日本人と同じなので日本のメンタリティーが通じる、と錯覚してしまう。
詳しくは
中国 この腹立たしい隣人 [単行本]
を読んで欲しい、と宣伝を、、、
ニュージーランドの地震、現地のレポートを見ていると
レスキューの隊長は、48時間経過した。
このあと生きて救出される可能性は低くなったのでこの場を離れて持ち場へ戻る。
と言っている。
日本人の感覚からは考えられないが、確率が下がったのも確か。
中国人の考え方 :
宋文洲さんのメルマガ
から抜粋。 (2011年2月25日 受信)
中国でトラックが事故を起こした、と言うニュースが流れた。
犬の失踪までがニュースになる平和日本のテレビと違って死亡事故もニュース
にならない中国で、なぜ田舎のトラックの事故を報じるのか。しかも
ドライバーは動けなくなりましたが、生きているのです。
次第にカメラがぞろぞろ近所の村人がやってくる映像を映し出しました。
助けに来るのかと思ったら、なんと皆、
荷台からリンゴを持ち去っているではありませんか 。
彼らは怪我したドライバーを助けもせず、リンゴの略奪に来
たのです。
記者が「なぜ人のリンゴを持ち去るんですか」と聞くと、「皆が来るから私も
ついてきた」と言う人もいれば、「ただでもらえるから」と言う人もいます。
少しはばつが悪そうにしているように見えますが、顔丸出しで取材に答える
余裕はあります。
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- 菅直人は辞めない 誰も辞めさせられない
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ここ5人ほど、歴代の総理はおなかが痛くなるなどで辞めている。
斎藤佑樹は紅白戦に初出場の予定だったが、コーチからおなかが痛くなっただろ?と
言われて、はい。
コーチは最初の登板で打たれてはマズイ、と思っておなかが痛くなるよう助言した。
韓国戦で1イニングだけ出して三振をとり、作戦は成功した。
麻生総理は森派の総理が4人続いて、どこか他のところから出す必要があった。
麻生派はわずか20人。
弱小派閥だったのでここから出した。
森との密約では、すぐに (一週間で) おなかが痛くなるはず、だった。
首相交代で、自民党の支持率が上がったところで解散総選挙という密約だった。
ところが麻生総理は、総理になってみたら、ちやほやされて、総理も良いもんだ、
と言うことになり、おなかが痛くならない。と言いう。
森から、すぐ辞めろ、と何度も言われたのに、辞めないで自民党の支持率がドンドン
落ちて、ついに任期イッパイ務め期限切れで解散総選挙となり自民党は大敗した。
地方の頭首はリコールなどで辞めさせられるが、総理は自分で辞める、と言わない限り
誰も辞めさせる事が出来ない仕組みになっている。
菅さんは、凄い人。
年金を払わない3人を国会でつるし上げたら、逆にあんたも払っていなかった、と
言われてハイごめんなさい、と言って四国へ行き白装束でお遍路さんの格好をして
報道陣を呼び、菅直人は反省のため四国でお遍路さんをやっています。
とテレビにでて、歩いて行き、角を曲がったらタクシーでお寺を回った。
ほんの数カ所を。
なので八十八箇所のほとんどのお寺へはまだ行っていない。
民主党の実力者は仙石さんで、陰の総理と呼ばれ国会でも委員長が仙石総理大臣
と失言したくらいだ。
誰もが知っている。
その仙石さんが自民党へお願いに行った。
管を辞めさせるから予算を通してくれ、と。
ところが、自民党も公明党も断った。
こうなれば管を辞めさせる理由がない。
- チキンレース 民主と自民のせめぎ合い
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予算は92兆円。
赤字が40兆円。
予算関連法案が通らなければ予算は執行できない。
年金も公務員の給料も何もかもが半分になる。
日本は破綻する。
破綻するぞ、と脅かしているのは民主党。
解散させるまで通さない、と言っているのは自民党。
でも、実際に日本を破綻させるわけには行かない。
どちらかが折れるはずだ、と言って与党と野党がチキンレースをやっている。
- 造反組16人 小沢の戦略
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小沢に近い新人16人の議員が造反。
会派離脱の申請をした。
小沢は、これを仕掛けてみたが、予想に反して世の中は盛り上がらなかった。
この16人は比例区。
彼らには地盤も看板もカバンも無い。
ここで解散されたら、次の選挙では勝てない。
本気で反旗を掲げる事は出来ない人たち。
それを見抜かれてしまった。
- 年金は破綻している 数字のからくり
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年金のからくりは、予定利率にある。
政府は年金の運営資金400兆円を年利3%程度で運用した場合、で計算していた。
実質1〜2%でしか運用できないのに。
年金の支払額が増えてきて、何をしたか。
予定利率を4%で計算して、年金は大丈夫だと言い出した。
実際にそんな事が出来るはずはない。
厚生省は数字をごまかしている。
今の計算では20年で年金はそこをつき、年金は破綻する。
- あなたは政治家にならないのか? 我が子より、隣の子を先に助けられるか?
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政治家にならないのか?と聞かれる事がある。
前回の選挙は、タレント議員はわずか二人しか当選しなかった。
いま、国民の目は甘くない。
もし、目の前の川であなたの子供と、知らない子供の二人がおぼれているとして、
どちらを先に助けるか?と質問された場合、
政治家には、まずよその子を助けてから、我が子を助ける、そう言えなければいけないと思う。
そう言う 心構え が必要だ。
しかし、いま、私に、どうか?と聞かれたら、私は我が子を助ける、と答えてしまう。
そんな人は政治家になってはいけない。
政治家は信念を持っていないといけない。
いまの政治家たちのように、言うことがコロコロ変わる政治家は立候補してはいけない。
自分にはまだ信念がない。
しかし、もし私が立候補する事になったら、あいつは、ついに覚悟を決めたか、と思って欲しい。
- 暴力団の取り締まり 相撲の問題
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相撲の八百長問題をみて、警察は本気で暴力団の取り締まりをやるんだ、と思った。
従来の大阪府警は、年末に拳銃の押収数が少ないと、暴力団の組長に電話して、拳銃なんとかならんか?
と言う。
梅田のコインロッカーに入れておきます。と言う返事があり
そこを捜索して拳銃の押収数をあげていた。
相撲の八百長は当たり前だったのに、取り締まる事になった。
八百長だ、と言う事が明確になったら、相撲が賭けの対象でなくなる。
暴力団の資金源をつぶれてしまう。
誰だってプロレスに賭をする人は居ない。
八百長だって知っているから。
- ネット革命
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1000年後に 『 2011年頃は 情報革命の時代 だった 』 と言われるでしょう。
尖閣諸島問題をみても、ネットが無ければビデオの流出は限定的だったはず。
もし万一誰かがビデオを手に入れて、コピーを知り合いに配布するとしても、それはごくわずかな人に限られる。
ネットによって、匿名で、しかもネットに流して3時間後には誰もが知るところ、となった。
40年続いたエジプトの崩壊もネットがなければ実現しなかった。
いま、誰もが情報を発信出来る。
過去、権力者は絶対だったが、いま権力を持っているのは民衆だ。
名古屋の市長も、九州の市長も情報戦で勝利を得ている。
テレビや新聞より早い。
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